4900円の商品が10円で買える？！その驚きの戦略とは？

4900円の商品が10円で買える？！その驚きの戦略とは？

先週の土曜日、
嫁が興奮して
私にこう言いました。

「4900円のシャツが
　10円で売ってる！！」

「何をいきなり！」

と思ったのですが、
これは事実でした。

あの洋服の青山が
２日間限定で、定価
4900円のシャツをなんと
10円で販売するキャンペーン
を実施しました。

当然、買いに行かない
選択肢はありません。

10円で買えるのは、
先着10名まで。

パジャマ姿で
そのニュースを
見た我々家族は
大慌てです。

急いで着替えて、
最寄りの青山に
走りました。

なんとか先着7名
に滑り込み、本当に
10円で4900円の
シャツを買うことが
できました。

しかもこのシャツ、
ノンアイロンシャツです。

これは青山でも
超売り出し商品らしく、
利益度外視でこんな
企画をするなんて

「青山さん、半端ないって・・・」

と、懐かしいセリフを
言ってしました。

で、ですね、、

「なんでこんなキャンペーン
　をしたんだ？」

と疑問になり、
調べてみました。

そもそも、10円で
買うためには、条件が
ありました。

それは、

・青山のツイッター
　アカウントをフォロー

・10円キャンペーン
　ツイートをリツイート

これだけです。

そして、

「使用した後は、
　感想をツイート
　してくださいね」

と書かれていました。

そこで、ツイッターを
見てみると、結構
感想を書いている人が
いました。

やっぱり、青山の自信商品
だけあります。

質がいいんでしょうね。

「本当に洗っても
　シワひとつない！」

なんて感想がたくさんでした。

そしてすごいのが、、

その感想１つ１つに
青山のアカウントが
しっかりと回答している
ということです。

このことから
青山さんの戦略が
色々と見えてきました。

「はは～ん、
　青山さん、若者を
　取り囲もうとしてるな！」

青山に限らず、
スーツ大手会社は
軒並み業績が
悪化しています。

その原因は色々と
言われていますが、

団塊世代が
どんどん引退する
ことによる市場の縮小

が１つの原因として
挙げられます。

ということは、
新たなターゲットを
取り込まないと
いけません。

ここまでは、
どこの企業も
考えることです。

ですが、青山さんが
面白いのはここからです。

社長のコメントで
こういうのがありました。

「安い商品が大量にある。から
　いい商品がたくさんある。という
　ブランディングが大切になる」

これを読んで何か
思い当たりませんか？

そうです！

これって丸々
ユニクロじゃない！？

って話です。

色々調べてみると、
やはり青山さんは、
ユニクロをかなり
意識しているみたいです。

安さ一辺倒ではなく、
デザインや機能性で
消費者を惹きつける
モデルへと舵を切っている
そうです。

で、ですね、、

今日、私が言いたかったのは、

「市場が縮小する場合、
　ターゲットを変えましょう」

という話でも、

「10円でシャツ買えて
　よかった～！」

って話でもありません（笑）

「大手企業でも
　モデリングをしっかりと
　している」

ということです。

洋服の青山は、
日本を代表する
スーツ企業の１つです。

そんな企業でさえ、
しっかりとモデリングを
しています。

当然です。

モデリングをすることで、
誰を狙うためには、
何をすればいいのか、
がよく分かるからです。

つまり、手間も
コストも抑えて、
最短で目標達成
ができるということ。

逆に、モデリングを
しないと、１から手探りで
進めないといけません。

これは、かなり
非効率・・

ですので、
もし、あなたが事務所
を拡大してきたい！
という思いがあるなら、

是非とも、
目標としたい
売上を達成している
事務所をモデリング
してみてください。

何をやればいいのかが
明確に見えてきますよ。
 

ご参考になれば幸いです。