ビジネスでうまくいくかは何を売るかでほぼ決まる

ビジネスでうまくいくかは何を売るかでほぼ決まる

本日は、
フロントエンドについて、
有名な お話をしたいと思います。

元世界一のコピーライターである
ゲイリーハルバートという人が、
彼の生徒さんにこんな質問
をしていました。

「もし、あなたがハンバーガー
　ショップを経営するとして、
　なんでも欲しいものが手に
　入るとしたら何が欲しい？」

参加者は、様々な答えを出していました。

・最高の商品が欲しい
・最高の牛肉が欲しい
・機材が欲しい

などなど。

その答えを聞いた
ハルバードは、

「OK。それら全てを
　あなたに与えよう。」

「でも、私が欲しいものは違う。」

と言いました。

「それは何？」

と参加者が聞くと、
ハルバードは、

「腹を空かせた群集だよ」

と答えました。

これは有名な話なので、
聞いたことがある人は
いるかもしれませんね。

で、どうして私が
この話をしたかというと、
士業ビジネスにおいて、
すごく大事なマインドセット
だと思うからです。

腹を空かせた
群衆が欲しい

と答えたのは、
世界ナンバーワン
コピーライターです。

世界一ですよ？

普通に考えたら、

「どんな商品でも
　自分の腕１つで
　売る自信があるんだぜ！」

と思いますよね。

でも、そうではない
と彼は言っています。

世界一ですら、
腹を空かせた群衆。
つまり、

商品を今すぐにでも
欲しいと思っている
見込み客

が欲しいと言っています。

なぜなら、
そこに売るのが、
一番簡単だからです。

なぜ、この話をしたのか
というと、

特に我々士業は
売るのが難しい
お客さんを相手に
しようとしがちだからです。

なぜ、そんなことを
してしまうのか？

それは、

売りたい商品の多くが
売るのが難しい
商品だからです。

例えば、

・顧問サービス
・人事評価制度
・経営計画
・事業承継

などは、
腹を空かせた
群衆が極端に
少ない商品です。

「ちょっと小腹が空いたかな？」

もしくは、

「全然、お腹空いてませんけど・・」

という人たち
ばかりです。

そういう人たちに
売ろうとするので、
当然難しくなります。

そこで、
これを売りたい士業の多くは、

どうすれば、
この人たちに売ることが
できるのか？

を考えがちです。

ですが、
世界一のコピーライター
がそうは考えません。

より簡単に、よりたくさんの
お客さんに売ることができる
商品は何か？

と考えるわけです。

ぶっちゃけて言えば、、

何を始めに売るか？
で、士業ビジネスで
うまくいくかどうかは
ほぼ決まる

と思います。

ただ、あなたが
売りたいものを
売るのを諦めろ

と言っているわけ
ではありません。

あなたが売りたいものは
売りにくいので、

ビジネスが安定するまでは、
売りやすいものを売りましょう

ということです。

そう、フロントエンドですね。

あなたのビジネスで
たくさんの人が欲しいと
思っている商品は
何ですか？
 

ご参考になれば幸いです。