「面白い!」言葉1つの秀悦な戦略
「面白い!」言葉1つの秀悦な戦略
「そうだ京都、行こう」
というキャッチコピーですが、
多分、知らない人がいない
ぐらい有名なコピーです。
ですが、この
コピーの戦略について
知っている人はほとんど
いないと思います。
実は、このコピーの
戦略はものすごく秀悦な
戦略なんです。
話を聞けばきっと
あなたも
「面白い!」
って思うはずです。
これは、
「KPIマーケティング」
という本に書かれて
いました。
「そうだ京都、行こう」
の何がすごいのか?
このコピーは、
J R東海が新幹線の
利用料を増やすために
行ったキャンペーンです。
このコピーを読んで
「なぜ、京都なんだ?」
と思ったことは
ありませんか?
新幹線に乗るなら、
大阪でも神戸でも
いいわけです。
でもあえて京都。
なぜか?
この本では
こう書かれています。
「京都である理由は
空港がないから」
つまり、
競合が存在しないから
ということです。
そうなんです!
これこそ、
このコピーの
素晴らしい戦略です。
つまり、
「そうだ京都、行こう」
というキャンペーンで
「京都いいな~
次の長期休みは
京都に行こうかな」
と思わせることが
できれば、
新幹線を使うという
1択しか残されていない
わけです。
ということは、、
「京都いいな~」
と、たくさんの人が
思ってくれればくれるほど
一人勝ちになるわけですね。
これが京都を
選んだ理由ではないか?
と書かれています。
だから、J R東海は
京都の魅力をたくさん
伝えるCMをやって
いますよね?
あれは全て
「京都っていいな~」
と思わせるために
やっています。
私が面白いと
思った理由は2つ
あります。
1つは、
〇〇っていいな~
と思った瞬間に
競合がゼロになる
という点です。
これは我々士業でも
使える戦略ではないですか?
例えば、あなたが
社労士で、他の社労士が
扱わないような助成金を
扱っているとします。
この場合、お客さんが
「助成金って申請できるものは
申請しておいた方がいいんだな」
と思ってくれれば、
競合がゼロになる
可能性があります。
では、どうやって
そう思ってくれるのか?
例えば、他社事例
などが1つですね。
〇〇企業では、
年間でこれだけの
助成金申請ができて合計で
これだけの金額を獲得!
とか、
△△企業では、
助成金を申請することで
××のコストを
賄うことができた
などですね。
〇〇っていいな~
と思った瞬間に
競合がゼロになる
この視点であなたの
強みを探してみてください。
そして、面白いと
思ったもう1つのことが、
実行すべきことが
シンプル
ということです。
JR東海なら
京都の魅力を
伝えまくる!
だけで、売上が
アップするというのが
見えているわけですね。
この戦術がシンプル
というのは、士業にとって
嬉しいことですよね。
あなたは、今日の話から
何か気づいたことは
ありましたか?
1つでもアイデアが
思いついたら実行して
みてください。
ご参考になれば幸いです。