コロナ禍でさらに重要性が高まったこと
コロナ禍でさらに重要性が高まったこと
最近、いろいろな話や
情報を見ていると、
お客さんとしっかりと
向き合う
ことの重要性が
どの業界でも高まって
きた印象です。
これはコロナで
さらに顕著になりました。
例えば、
コッタという
会社をご存知ですか?
この会社は、
お菓子やパンの材料の
通販事業をしているのですが、
コロナでBtoBの事業が
落ち込み売上が大きく下がり
ました。
そこで何をやったかというと、
エンドユーザーである子供が
いる家庭向けに、
お菓子作りセットや
パン作りセットを作って
提供したそうです。
それがすごく反響があり、
5月には新規注文が、
昨対比で10倍になったそうです。
その他にも、
アソビューという
アウトドアアクティビティや
レジャーチケット予約ができる
サービスを提供している会社は、
コロナで大打撃を
受けました。
ですが、
「外がダメなら家の中で
楽しめればいいじゃん!」
という発想で、
「おうち体験キット」
を作って販売したそうです。
このような事例を
見る度に、
「やっぱアイデアマン
は違うよな~」
って思うかもしれません。
ですが、そうでは
ないんです。
2つの会社に
共通していたことは、
素晴らしいアイデアではなく、
お客さんと向き合うこと
です。
コッタは、子供がいる家庭が、
「小中学校が休校で、
子供が家で時間を
持て余していて、親も大変」
という声をしっかりと
聞いていたいので、
「だったら、家でお菓子作り
ができるキットを提供したら
いいのでは?」
という発想が生まれました。
アソビューもそうです。
「ステイホーム飽きたわ・・」
というお客さんの声を
拾っていたので、
家で遊べるキットを
作ることができました。
つまり、
士業もお客さんに
向き合いましょう
ということなのですが、
どうしてそんなことを
今更いうかというと、
どうしても士業は、
お客さんよりも
世の中や法律に
目が行きがちだから
です。
例えば、緊急事態宣言が
出ることで、
助成金や補助金などの
ニーズが高まると思います。
そこで大きな売り上げを
上げることができると
思いますが、
そのニーズも
必ずなくなります。
その時に、
「あれ?これから
どうして行けばいいの?」
と、ぽかんとなる人も
出てくると思うんです。
というよりも、
今回のようにニーズが
急に高まることの方が
異常です。
異常事態だと
思った方がいいです。
ですので、
5年、10年と継続して
ビジネスをやるなら、
やっぱり見るべきものは、
法律や世間よりもお客さん
ではないでしょうか?
あなたのお客さん、
顧問先は具体的に
どんな声を上げていますか?
それに応えるには
どうすればいいでしょうか?
一度、考えてみては
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。