社労士の問い合わせ獲得コストの平均は?
社労士の問い合わせ獲得コストの平均は?
本日は、広告費用について
お話を致します。
アックスコンサルティングさんが
提供している
「プロパートナー」
というサイトで、社労士の
営業・マーケティング費用が
載っていました。
国内の社労士事務所を対象に
アンケートを取ったところ、
2020年のマーケティング費用は、
平均で61.3万円
問い合わせ獲得の平均は
33.5件
1件あたりの獲得費用は
18,294円
だったそうです。
年間で61.3万円ですから、
月に換算すると約5万円です。
問い合わせ獲得件数は、
月に2.7件となります。
この数字を見て
あなたは何を感じましたか?
「月に5万かければ、
大体3件ぐらい問い合わせが
取れるのか」
と思った人もいると思いますし、
「意外とみんなマーケティング費用
をかけているんだな」
と思った人もいるかもしれません。
私が注目したのは、
1件の獲得コストが
18,294円ということです。
これは覚えておいた方が良いです。
大体、問い合わせや商談を
獲得する為には、これぐらいの
費用がかかるということです。
であれば、これよりも安く獲得
できれば、その集客方法は成功
ということになります。
じゃあ、いくつかの
パターンでシミュレーション
をしてみましょう。
例えば、FAXDMで資料請求を
した場合を考えてみましょう。
2万通送って10件資料請求があり、
そのうち5件アポ獲得できたとします。
そうすると費用としては、
一通送るのに7円だとしたら
2万×7円=14万
アポ獲得のコストとしては、
14万÷5=2.8万円
ということになります。
18,294円よりちょっと高いですね。
では、コストを下げるには、
どうすればいいのでしょうか?
単純にアポ獲得件数が増えれば、
コストは下がります。
ですが、アポ獲得件数を増やす
のって結構大変です。
もっと簡単に獲得コストを下げる方法は、
配信コストを下げることですよね。
一通7円が一通4円になれば、
2万通×4円=8万円
アポ獲得のコストとしては、
8万÷5=1.6万円
になります。
当たり前の話ですが、
このような数字感覚って
結構大事です。
この数字感覚がある人は
「もっとお得に集客できる
方法はないか?」
という考え方ができ、
賢く集客ができるように
なります。
数字感覚を掴むポイントは
「基準値を知っておく」
ことです。
今回のように、1件の問い合わせ
を獲得するのにどれくらいの
費用がかかるのか?
という基準値を知っておくと
発想が広がります。
他にも、
FAXDMを送ったら
どれくらいの返信率なのか?
WEB広告をやった場合、
問い合わせ率はどれくらいか
など、数字を知っておく
ことはかなり重要です。
もし、あなたが
何かしらの集客手法を
やろうと検討しているなら、
少なくとも、
その反応率はどれくらいが
平均なのか?は調べてから
スタートしてください。
ご参考になれば幸いです。