チラシを変えただけで反響が298%アップ!スポーツクラブの“ある戦略”
チラシを変えただけで反響が298%アップ!スポーツクラブの“ある戦略”
本日は、あるスポーツクラブの
集客事例についてお話を
致します。
そのスポーツクラブは
集客チラシを変えただけで
298%も反響が増えたそうです。
で、このチラシもすごいのですが
一番、「なるほどなー」と勉強に
なることがあります。
それは、チラシを作るまでの
「プロセス」です。
具体的には、
「お客さんへのアンケートの取り方」
です。
このスポーツクラブの客層は、
50~60代の女性でした。
で、スポーツクラブの売りは
健康寿命をのばそう
というもの。
そこで、このスポーツクラブは
ターゲットとなる女性に対して
「健康寿命をのばすために
重要だと思うことは?」
「この世代において時間とお金を
優先的に費やしたいと思うものは?」
というアンケートを取りました。
で、アンケート結果で多かったのが
「健康寿命をのばすには
趣味を持つことが大事」
「趣味にもっと時間とお金を
費やしたい」
という回答だったんですね。
そこで、このスポーツクラブは
「フィットネスを趣味のように
始めませんか?」
という訴求でチラシを作った
ところ、大反響だったそうです。
この話を聞いた時に
「なるほどなー」
と思いました。
あなたは、
「お客さんの欲求を作り出す
ことはできない」
という言葉を聞いたこと
がありますか?
これはマーケティングの
世界では有名な言葉ですが、
要は
「あなたの商品が欲しい!
という気持ちを作り出すこと
はできません」
ということです。
え?じゃあどうやって
売ればいいの?
っとなりますよね。
どうすればいいかというと、
「お客さんが既に持っている
ニーズや欲求と商品をつなげる」
ということなんですよね。
このスポーツクラブが
やったことはまさにこれです。
スポーツクラブの売りは
「健康寿命をのばそう」
ということでした。
これをそのまま使って
「健康寿命をのばしましょう!」
とか、
「健康寿命をのばすと
こんないいことがありますよ」
ということもできます。
ですが、これだとそこまで
反響は良くなかったと思います。
それよりも、
「お客さんは健康寿命をのばす
ために趣味が大事だと思って
いるんだから、それに乗っかれば
いいんじゃない?」
という発想が大事なんですね。
これが
「お客さんが既に持っている
ニーズや欲求と商品をつなげる」
ということです。
アンケートの中でも特に
「この世代において時間とお金を
優先的に費やしたいと思うものは?」
という項目は参考になりますよね。
例えば、社労士の場合
「採用において、時間とお金を優先的に
費やしたいと思うことは何ですか?」
というアンケート面白そうですね。
そこで、
・応募者対応
・応募者を増やすこと
などの結果が出てくれば、
「無料でできる応募者をもっと増やす
ための10のテクニック」
という資料を作ってFAXDMや
Web広告を出すと反響ありますね。
ご参考になれば幸いです。