アフターコロナの時代に大事なこと
アフターコロナの時代に大事なこと
コロナで間違いなく
大打撃を受けた業界
といえば、
「旅行業界」
ですよね。
で、先日テレビを見ていると、
コロナで低迷した旅行業界を
盛り上げるきっかけになるかも
しれない
ある新しい取り組み
について取り上げられて
いました。
それは、
「オンラインツアー」
です。
ご存知の方も
いるかもしれませんね。
文字通り、
オンライン上のツアー
です。
そこで取り上げられて
いたのは、
「酒蔵」
です。
ツアーに参加した人は、
事前に酒蔵からお酒が
送られてきます。
そして、ツアー当日は、
そのお酒を飲みながら、
酒蔵をオンラインで
見学するというもの。
オンラインツアー
なんて盛り上がるの?
って思いましたが、
・オンライン飲み会
・オンライン打ち合わせ
など、これだけ
オンライン慣れした
状況なので、
参加した人も時々手を
振ったり、酒蔵さんと冗談を
言い合ったりと結構
盛り上がっていました。
で、
私が一番、
「はっ!」
としたことは、
そのツアーを計画した
旅行会社の人の一言です。
彼女曰く、
「観光客を単なる通り過ぎる
存在ではなく、応援してくれる
ファンにすること。
これが旅行業界の戦略です」
とのこと。
通り過ぎる存在から
応援してくれるファンに。
この言葉は、
これからの時代を
反映している言葉
ではないかなと思います。
旅行業界に限らず、
ファンを作る
というのは、
1つの重要なテーマ
となってきています。
ビジネスの観点から
言えば、
客数を増やす
のではなく、
LTVを増やす
ということです。
LTVとは、
1人のお客さんが
一定期間で払ってくれる
お金のことを言います。
例えば、
単価1万円の商品を
1年間で1回買ってくれれば、
LTVは1万円です。
これが、
1万円1回、
5,000円1回
2,500円1回なら、
LTVは17,500円です。
ファンを増やすいうことは、
一人の人からたくさん、
もしくは、高単価の
商品・サービスを買ってもらう
という戦略です。
これって、まさに
士業の戦略と似ていませんか?
たいていの士業は、
キャパが決まっています。
ですので、
安い単価でたくさんの
お客さんと付き合う
という戦略は、
あまり賢くありません。
1社に対して、
あなたのできることを
たくさん提供し、
客単価を上げていく
ことが重要になります。
では、どうすれば、
それができるのか?
ファンを増やす
という考え方に
ヒントがあります。
ファンとは何かといえば、
「同じ商品を買うなら、
あなたから買う」
という人たちです。
なぜ、お客さんは
そう思うのかというと、
・あなたのサービスが
特別であると認識して
いるから
そして、
・あなたとつながり
を持っているから
です。
士業の場合、
前者はなかなか難しいですが、
後者は狙えます。
新規顧客を狙うなら、
まず、あなたとのつながり
作ることを考えるべきです。
YouTubeなんかは
そのためのツールですね。
士業でYoutubeを
やっている人は、
再生回数や登録者数
なんかを気にしがちですが、
そんなことより
大切なことがあります。
士業がYoutubeを
やった方がいい理由は、
ただ1つ。
あなたの顔が見えて、
あなたとつながりを持てるから
です。
誰がやっても結果が
変わらないサービスの場合、
売るべきものは、
サービスではなく、
「人」
です。
あなた自身をお客さんに
知ってもらうにはYoutubeは
いいツールです。
アフターコロナの時代、
これからの事務所戦略を
考える上で、
お客さんとのつながりを作る
を意識してみては
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。